結石破砕治療

当院では、結石における外科的治療のひとつでもある体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)を導入しております。

【体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)の特徴】
・治療時間は約1時間
・通常大きさが1cm程度の結石では、1回の治療(1~2日の入院)で治療完了
・軽症状の場合、日帰り手術も可能

※大きな結石や複数の結石の場合は数回の治療を要しますが、その場合は治療の間隔を1週間以上あけて行います。

尿路結石とは

尿路結石とは、腎臓・尿管などにある結石を指します。

この結石は、尿成分から析出される結晶が腎臓の内部表面に集まることで生成されます。

結石が小さい場合は、尿管を通って自然に体外に排出される場合があります。

尿路結石の症状

尿管結石の基本的な初期症状は、激痛を伴います。
また結石が尿管を通る時の刺激等により、突然起こります。
結石が小さい場合はそのまま尿道を通り自然に排出されますが、結石が大きい場合は痛みが続いてしまいます。

結石が膀胱に近づくたびに尿意を感じやすくなったり、痛みを感じることがあります。
しかし中には、無症状の方も多くその場合は血尿で尿管結石が発覚することもあります。

体外衝撃波結石破砕治療(ESWL)

衝撃波発生器で衝撃波を発生させ、結石を砂状に破砕する治療法です。
破砕された結石は、自然に排出されます。
多くの方々がこの治療を受けており、その安全性は広く確認されています。